代表取締役社長 村山 陽
日本運行システムの創業時には、私自身も役員運転手として現場での運行に携わっていました。安心して運転できる快適な高級車を操り、社会的地位のある大手企業の役員の方をお乗せして目的地までお送りする。その道中はとても心地よく、日本の経済を動かしているVIPのお役に立てることに誇りを感じ、こんなに素晴らしい仕事はないといつも実感していました。そんな醍醐味をぜひみなさんとも共有したいと思っています。
この仕事に就くにあたって、特別な知識や技術は何も必要ありません。自動車が好きで、人の役に立ちたいという気持ちがあり、安定した暮らしを望まれている方であれば、どなたでも歓迎します。ただ、弊社は同業に比べれば、運転技術やマナーなどに関する教育は少し厳しいかもしれません。入社後は3ヶ月間の研修期間を設けており、アクセルの踏み方やウインカーの出し方まで細かく指導しますし、日常の洗車業務も外から見えない部分にまで手を抜かずに行うことを徹底しています。身だしなみについても絶えずチェックします。また年に2回、全社員参加の「研修会」を実施し、お客様先に出向してからも定期的に運転技術やマナーのスキルの向上を図る場を設けています。
こうした努力を重ねるからこそ、弊社の運転手はみなお客様から厚い信頼を獲得しており、大手企業の会長や社長の方々と長いおつきあいになるケースも少なくありません。また、出向先でお客様から仕事ぶりを評価され、弊社から新たな役員運転手を出向する契約につながれば、報奨金を支給して社員の努力に応えています。ちなみに年間の社員の離職率は5%を下回っており、この数字も弊社の居心地の良さを証明していると思います。
これから弊社はさらなる成長を目指していきますが、ただむやみに組織を拡大するつもりはありません。「量」よりも「質」を追求し、会社を運営していく管理費などのコストをできるだけ減らしてその分を社員に還元し、運転手ひとりひとりがもっと豊かな生活ができる会社にしていきたいと考えています。弊社は運転手が主役の会社であり、管理職も現場の社員から登用していますし、私の次の代の経営者もそのなかから選んで任せていきたいと考えています。社長になれるチャンスも弊社ならば大いにあります。私たちが担うのは、自動車の運行サービスを通じて日本経済に資する仕事です。ぜひ誇りをもって弊社に参画していただきたいと思っています。